眼科にて 弱視治療眼鏡 の処方箋を受け取った三歳女児の母上から、
「治療用メガネを掛けると、必ず見えるようになるのか？」と、ご相談。
あれこれ（ご自身）で調べ 来店されました。

そう、全てのお子様が眼鏡を掛けると「必ず」視力が向上する訳ではありません。
私達眼鏡士は無責任にその約束が出来る訳ではありません。
人間は生まれて毎日の生活で、様々な能力を獲得し「生きる術」を身に着けていく訳ですが、
メガネを掛ける事は「見る」能力を獲得する手助けをしているに過ぎません。
遠視の理由、視力の獲得、両眼で見る事 などを説明し、
安心とともに、とても喜んで頂けました。

許可を得て掲載致します、ありがとうございました。

(photo モダンタイムズ)

いつもメガネのウカイをご利用頂き、誠にありがとうございます。

9月の定休日は 5、12、19、26（木）です。
営業日のご予約をお待ち申し上げます。

(photo リンドバーグ リム)

岐阜県立盲学校主催
「目に関する相談会」に出向中。

今年も岐阜県内６圏域において、
眼科医、ORT、歩行訓練士、教員でチームを組んで
ロービジョンケアを行いました。
私達眼鏡士も精進致します。

昭和の頃から利用頂くご夫妻が来店。
ご婦人「主人が私の声を聞きもらすので、補聴器を考えている。聴力測定をお願います！」と。
ご主人「大丈夫、ちゃんと聞こえているよ♪」
と言いつつ、聴力測定をし聴力低下を認め、試聴器によるトライアルになりました。
店頭で「妻の声が十分に聞こえるので、これでいいです」
と、２週間の貸し出し期間がスタート。

ところが、翌日、
ご主人ひとりでご来店
「妻がうるさいので、妻の声だけ聞こえないように調整して！！」
と。

補聴器メーカーさんに頑張ってもらいます（笑）

(photo フォーナインズ)

「色が濃いレンズは、瞳孔が開くので目に悪いか？」と、よく相談されます。
実は最近のサングラスレンズは「レンズ素材」がＵＶ（紫外線）吸収になっており、
色の濃淡に関わらず、ＵＶカットが出来ているモノが多いです。
ですから色が濃いから瞳孔が開き ＵＶが多く眼に入る訳ではありません。

「では、薄い色で眩しさは大丈夫なのか？」と、聞かれます。
眩しさを防ぐのはUVカットではなく、濃い色が必要です。
とんち問答のようですが、眩しさは光量の問題、
ＵＶは目に見えない波長域の光線問題で、別々に考える必要があります。

さらに、ブルーカットも「別のお話」になります。
続きは店頭にて♪

(photo RayBan)